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認知症の原因は脳にたまったごみだった

認知症の原因は脳にたまったごみだった?

現在社会においても対策が難しく、恐ろしい疾患の一つが認知症です。本人と家族への負担が大きく、介護などで苦戦している家庭は珍しくありません。現在は原因解明と治療方法の開発が同時進行で進んでいますが、今回は中でも、注目したい発見があったので紹介していきます。認知症が発生するメカニズムの一端と予測されており、今後の研究次第では予防や治療に繋がる可能性もあるでしょう。

睡眠の質が認知症に影響するメカニズムを紹介

これまでも睡眠の質と認知症には、一定の因果関係があると考えられてきました。睡眠不足などの因子を持つ方は、認知症の発生リスクが高かったのです。そこで色々な研究が行われたのですが、特にワシントン大学の発表は画期的でした。研究の結果、睡眠不足の方は、アミロイドβと呼ばれる脳内のごみを処分しきれておらず、これが認知症の原因になっている可能性を突き止めたのです。マウスを用いた実験では、睡眠させなかった個体は有意に、この成分の蓄積が見られました。しかし、睡眠させると、蓄積されていたアミロイドβの量が減少したのです。
アミロイドβは高濃度になると、脳神経にダメージを与えると言われています。良好な睡眠によって除去されると考えられるため、眠りが浅かったり時間が不足していたりすると、危険性は高いかもしれません。アミロイドβは認知症が生じる、その20年前から蓄積するとも言われます。もしも今現在、眠りに関して悩みがあれば、早めに解決を考えてはいかがでしょう。

認知症は他の原因も考えられる

睡眠と認知症の関係を紹介してきました。この研究は有益ではありますが、まだ、認知症のすべてを解き明かしたわけではありません。アミロイドβが蓄積していても認知症を発生しないケースもありますし、他にも動脈硬化や血糖値などもリスクが高いとされています。このため、良く寝るからと言って、必ずしも認知症を防げるわけではないのです。ただ、睡眠自体は心身の健康に役立つため、早めに改善しておいて損はないでしょう。